セブン・イレブンに比べ、シェア2位のローソンをランチェスター戦略的には「弱者」と見るわけだ。
弱者の戦略は、局地戦による一点突破である。全面的に広がった戦線の全てで戦いを挑めば、必ずシェア1位の「強者」が勝利する。
新浪社長が選んだのが「ダイバーシティ(多様性)」という戦場だった。さらにダイバーシティの分野で戦える、幾つかのフロント(戦線)を意識的に選択した。それらが、「店形態の多様化」、「人財」の多様化というわけである。
興味深いのは、ここまでランチェスター戦略的に説明できるご自身の戦略選択を、新浪社長ご自身はランチェスター戦略に引きつけて解説しようとしていない。ハーバードBスクール出なので、日本ローカルの戦略論として発展してきたランチェスター戦略には興味がないか、知らないか、偏見が有るように私はこの記事を読んだ。
(この項 終わり)
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