全館一斉消灯の見直しを示唆する、これらの発言からも、法令違反、社員の自死という重大な事態に対しての、経営者としての厳然たる姿勢を見ることができない。危急存亡の時であり、「10時に帰れ、絶対だ」という姿勢で臨まなければならない。
電通は、9月にも本業である広告分野で「ネット運用型広告の課金での不適正業務」、つまり過大不正請求を行っていたことを認めていた。深くしみ渡ってしまったアンチ・コンプライアンス体質が強く指弾される。
電通と、石井社長に限っては、次の言葉を贈らせてもらう。
「だから、サラリーマン社長は駄目なんだ!」
次回は、「2016年 経営者残念大賞」着外者を発表する。
追記:12月23日に発表された「第5回ブラック企業大賞2016」で電通は大賞を獲得した。社長個人と企業の両方でグランプリに輝いたということだ。なんといってよいやら。
(この項 終わり)
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