ところが、このごろの大会を見ていると、「選手が多すぎる」のだ。3人タッグは当たり前で、4人タッグも珍しくない。全7~9試合の内に3人タッグ以上が4~5試合も組まれている。選手たちは試合で自分の出番を確保するのに汲々としている有様だ。さらに一部の選手は「鈴木軍」というチームを組まされて、別団体NOAHに出向させられている。
日本という狭いマーケットにおいて、新日本プロレスでは71人もの選手が登録している(選手名鑑より)。私の意見では、常時半分以上を海外の団体に貸し出してブッキング料を計上する。一方、日本というホームマーケットでは飢餓感を演出できる。現在は過剰感しかない。
あるいはWWEのように、興業のブランドを複数立ち上げる。プロ野球でいえば、セ・リーグとパ・リーグを創るようなものだ。サーカスのシルク・ドゥ・ソレイユでは常時世界中で複数の公演を行っている。プロレスのビジネス形態もサーカスに似ている。
(この項 終わり)
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