独立系の大手投資ファンド「MBKパートナーズ」は15日、東海地方を中心に喫茶店「コメダ珈琲(こーひー)店」を展開するコメダ(名古屋市)を買収すると発表した。買収総額は負債も含めて400億円規模とみられる。全国への出店を加速させ、いまの2倍以上となる国内1千店達成を支援するという。
(朝日新聞デジタル1月15日)http://www.asahi.com/business/update/0115/NGY201301150019.html
今時、結構なエクジットだと思う。というのは、直近の同社の年間営業利益は20億円ほどだとも報じられているからだ。400億円規模という買収額は、営業利益の20年分ほどにも相当することになる。コメダを買収保有していたファンドであるアドバンテッジ・パートナーズはこのディールに快哉を叫んでいるのでは。
私がアドバンテッジから依頼を受けて、コメダの社長以下3取締役に「三年経営戦略」を立案して貰ったのが、ちょうど2年前の今頃だった。あの経営指導から2年で店舗数も300店台だったのが500店近くに伸張を果たし、新しいファンドが触手を伸ばしたわけだ。実にめでたく、私も鼻が高い。
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