「ヤマダ電機は全国に1016店舗を展開する。(略)人口3万人規模の市に1万世帯が生活しているとしたら、1世帯あたり年間19万円程度(ヤマダで)消費している計算が成り立つ」(14年12月12日付記事)
同記事が山田昇・ヤマダ社長兼CEOの目に留まったとも伝えられるが、15年春に電光石火の大量閉店となった。私は「そんなことができるのは、創業社長である山田氏ゆえだろう」と評価したが、山田社長自身も「(出店による規模拡大は)もう限界ですよ。店を出せば出すほど効率が悪くなる」(12月11日放送『ワールドビジネスサテライト』<テレビ東京>)などと、認識の変化があったことを公言している。
(この項 続く)
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