7月21日放送のテレビ番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)を興味深く視聴した。「プロ経営者は会社を変えるか?」というテーマで、大手玩具メーカー、タカラトミー社長兼CEO(最高経営責任者)のハロルド・メイ氏への密着取材がメインのひとつだ。
私は20代の終わりに3年間、タカラトミーの前身、トミー工業に勤めて海外貿易実務を習得し、国際ビジネスへの興味を抱かせてもらった。OBとして、これまで同社に関してはウォッチャー的に興味を持続させてきた。
メイ氏はオランダ人であるが、日本育ちでキャリアも日本で積んでいる。外資系企業であるユニリーバ・ジャパンや日本コカ・コーラを経て、14年3月にタカラトミーの顧問に就任し、その翌月にはCOO(最高執行責任者)、同年6月には代表取締役副社長となった。先月6月の株主総会で社長に就任したのは既定路線だったとみられている。
(この項 続く)
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