企業内研修の引き合いの傾向から言えることがある。それは、予算の縮小に伴って、「研修も選抜型に」「人財に重点投資を」という傾向が顕著になってきたことだ。
今日もとある中堅企業から、「オーナー社長が、部課長から30名を指名した。これらの人たちを月次10回程度の能力開発型の研修を提案してくれ」との依頼を受けた。
このような体系立った、複数回の研修と言うことなら、私が展開している「自部門戦略策定とその発表」を演習の核としている指導法に勝るものはない。講義が三分の2、演習と発表が三分の一、宿題として関連経営書を読んでもらうという構成だ。何より、「元経営者で元経営学者」が直接全コースを教えるというプログラム自体が私の他には存在しないわけだ。30名と言うことなので、演習は個別演習と4人で構成するグループ演習を行う。最後の代表発表大会では8名の選抜者に、その会社の社長以下役員たちにプレゼンテーションをやってもらう。
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