プロ経営者の一人である松本晃氏がカルビーを電撃退任したのが3月末のことだった。
私は実は2月の段階で次のように松本氏のカルビーからの離任を煽った。
「私も経験したことだが、外から乗り込んだプロ経営者も数年すると、改革のカードを切り終わってしまって、手詰まりになることがある。松本会長が活躍するステージを変えることも有用なこととなるのではないか。新天地でさらなるトラック・レコードを積み上げるのはどうだろう。」
拙記事が松本氏の背中を押したとも伝えられたが、離任した同氏を招請したいとリクエストが殺到する中、6月24日付けでRIZAPグループの代表取締役最高執行責任者(COO)に就任した。
松本氏の今回の去就を巡って様々なメディアが論評している。「権威や権力と戦うオピニオン誌」を称している月間「テーミス」の7月号が、本ブログ記事と同じタイトルで2ページの解説記事を発表した。
同記事の半分ほどのスペースで私の見解を述べたので、それを収載する。
(この記事 続く)
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