16年1-9月の売上高は前年同期比18%減だったが、10月は対前年同月比8.4%減で踏みとどまったかに見えた。ところが、11月の全店売上高はなんと同41.5%減となってしまったのである。
ちなみに16年12月期は最終赤字43億5,800万円という大幅減益が予想されている(前期は3億6000万円の黒字)。しかも、これらの当期末予想は8月に下方修正発表されたものであり、さらなる悪化での着地となると市場への信頼を揺るがせかねない。16年12月期の年商予測の下割れはなんとしても避けたい、そんな大塚久美子社長の叱咤激励が聞こえてくるような12月チラシなのだ。
大塚社長はしかし、「残念大賞」を受賞しなかった。一つは、今期がどれだけ赤字でも株主配当は一株当たり80円を公約していて、それは現在の株価に対して約6.3%の利回りに該当する。すべての上場株式の中で一番の配当利回りなのである。
(この項 続く)
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