インデックス・コミュニケーションズ、2005年刊。
書名にふさわしく、この本自体のマーケティングに力を入れた本だ。読みやすく、安っぽい。表面を糊塗してトピックとしてはタイムリーなものを並べている。
時流に走っているので、執筆当時書き込んだダイレクトメールによる販促など幾つかの章は、あっという間に時流遅れとなってしまった。
2013年に至って12刷りに至っているのは、表紙扉に動員したS.コブイ-やK.ブランチャードの推薦の辞なども効いているのだろう。今の時代ではマーケティング技法の分野では他に読むべき本の方が多くなってしまっている。