複数の工場を閉鎖し、それ以外の工場でも生産量の縮小を発表した。しかし、それに伴って生産打ち切りとする製品の選択と顧客交渉が特約店経由となっている。
ルネサス本社の下に、ルネサスエレクトロニクス販売社があり、特約店の窓口になっているのだが、この機会にこの子会社は本社に吸収合併するという。これも荒療治で、外部から来た新任社長が鉈を振るうにふさわしい経営行動だ。
顧客に対しても「値上げを呑んでくれる場合にはそのアイテムを製造継続する」と特約店に言わせているそうで、「そんなことは不可能だ」と特約店の反発は大きい。しかし、これもそれでよい。この会社のこのような状況で、希求している製造縮小を実現するためには筋の通った話しなのである。
むしろ問題は、、、
(この項 続く)
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