2014年7月9日水曜日

『本物の勉強法』白川敬裕 書評201(2)

その白川先生が、またご本をお出しになった。ダイヤモンド社もそのテーマにふさわしい著者を迎えたと言うべきだろう。

本の帯にあるように、白川先生は教育ママの理想となる進学を果たされた。さらに東大在学中に司法試験に合格し、史上最年少(当時)24才で裁判官に任官なされている。

白川先生の勉強法とは突き詰めると「戦略を立てて実行」(p95)という、私が経営者に教えていることと同じ手法である。その意味で私と同志と言える。

先生の勉強法は、今に至るビジネスに対する姿勢にも現れている。私の印象は、「誠実と効率」そして「リスポンスの良さ」ということに集約されるか。経営者から「誰かいい弁護士の先生を知らないか」と問われて、紹介したいのが白川氏である。

(この項 終わり)