2014年7月16日水曜日

『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 』書評204(2) 戦略セオリー vs マーケティング・セオリー

コトラーの大功績というのは、クラス発表によれば次の3つであるという。

1.マーケティングを体系化した。

2.「戦略的マーヶティング・プロセス」の提唱。
R→STP→MM→I→C
(Research, Segmentation/Targeting/Positioning, Marketing Mix, Implementation, Controle)

3.ソーシャル・マーケティングを確立(プロフィット・オーガニゼーションではない様々な組織の活動にもマーケティングを援用拡大)。

コトラーは本書の初版、1968年から継続して上記3点を追加あるいは拡大、さらには精緻化をしてきた。まことに偉大なセオリストである。さて、マーケティングのセオリーを、ポーターに代表されるいわゆる戦略セオリーと比べると、、、

(この項 後一回)