国際戦略経営研究学会の勉強会に出席。
「集合財としての見えざる資源のダイナミクス:優良企業がなぜ競争優位を維持できなくなってしまうのか」
発表者は犬飼知徳氏(中央大学戦略経営研究科准教授)。
ケースとしてモスバーガーの事例を解説してくれた。同社の業績は、1996年に曲がり角を示した、ということをTobin's qと営業利益率の組み合わせチャートで綺麗に示した。
Tobin's qとは「見えざる資源を示すとされる財務指標」だそうだ。学会に出ると、知らなかったことを学ぶことが出来る。
犬飼准教授は、同社の業績の悪化の顕著な傾向の発生と持続を「集合財(見えざる経営資源)の提供が同社FC加盟店に成されなくなった」という仮説で説明してくれた。
1時間の発表が終わり、真っ先に質問挙手をしたのが私だった、、、
(この項 続く)