井上和幸さんは、リクルート出身で、私が当ブログで書評シリーズを書き始めた2010年の冬に経営者jp社を創業なさった。と同時に、私と経営者ブートキャンプを立ち上げてくれた。
異名は、「日本一のヘッドハンター」あるいは「社長ハンター」である。これは自称ではなく、同社を立ち上げてから毎年人材業界で年次顕彰(それも日本最優秀として)を受けてきた。
「8000人の経営者を見てきた」と帯にある本書は、そんな井上さんでなければ書けないものだ。良く整理され読みやすく書き出された諸点は、「社長を6回やった」私にも得心のいくところだ。
「社長」という内側に私がいたとすれば、それを選び出し送り込んでいる外側の立場から書かれたのが本書である。その外側からの指摘は、内側にいたものとしておおいに首肯できるのである。
具体的には、、、
(この項、あと一回)