2015年7月12日日曜日

「マック絶不調、モス好調」は正しくない モスが顧客満足度1位なんて本当か?(1)

モスバーガーを展開するモスフードサービスの2015年3月期営業利益は、前年比27.9%減の15億5400万円だった。原材料費の高騰や円安による調達費用の上昇などが影響したという。

売上高は663億1000万円(前期比1.5%増)、経常利益は15億2300万円(同35.9%減)となった。

 国内ハンバーガーチェーン首位の日本マクドナルドホールディングス(HD)は、連結売上高を2947億円(12年)から2223億円(14年)へ、この2年間で724億円落とした。業界2位であるモスが、この半分の362億円でも取り込めていれば、同社の売上高は50%以上も伸張できた。

 ところがモスの15年3月期の売上高の伸びはわずか1.5%で、「少しも動いていない」に等しいし、16年3月期の予想でも同675億円と低い伸び幅しか示せていない。

(この項 続く)

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