2017年3月6日月曜日

出光、合併阻止狙う創業家への対応どうする(8)

そんなビジネスの状況を、昭介氏は意に介さないように見える。そんな状況が想定される昭介氏を翻意させるには、下記のようなセットが一案となるのではないか。

1.昭和シェルとの合併後も創業家が3分の1以上の株式を握り続けられるスキーム
2.創業家からの経営関与(取締役の送り込み)
3.月岡社長の交代

 そして、本問題は創業家で代替わりが起こるまで動かない、というのが、あり得る成り行きの一つの極かもしれない。

(この項 終わり)

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