トップが伸びたのにボトムが悪化する、このような状態を「悪手の経営」と呼ぶことができる。
ヤマトの取り扱い個数の2割がアマゾン
ヤマトのデリバリー事業のなかで、アマゾンがどれだけの企業内シェアをもっているのか。13年にアマゾンとの取引を開始した時の売上伸張が、当時の年商の4.2%程度だった。これが、そのまま当時の「ヤマト内アマゾンシェア」とみることができる。
その後、アマゾンジャパンの売上は13年に約7,500億円、15年に約1兆円と推定されている(同)。15年の伸び率は16年にはさらに加速しただろう。アマゾンのこの成長がそのままヤマトにおける宅配個数の伸びとして考えられる。
(この項 続く)
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