エネルギー資源論
「原子力発電の代替として推されている太陽、水力、風力、バイオエネルギーはすべて、太陽の核融合反応に源を発している」
さらに
「地熱エネルギーも地中での核崩壊の結果だ」
と、飯田がとある会合で説明すると、相手は「言葉を失」ったそうだ。しかし、ここに恐ろしいまでの論理の飛躍がある。原子力以外のエネルギーの源とは、自然に既に存在し発生していたモノだ。それらに対して人類は―あるいは地球環境全体さえも―適応してきたし、対応してきた。火山爆発や地震、台風などもエネルギーの不制御という観点はあるが、少なくとも人類はそれらに対応してきたからこそ、今日の発展があるわけである。
(この項 続く)
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