コダックDC40 114,800円、1995年 |
カシオや他の家電メーカーなどの参入に対しての、2社の対応は後手に回ります。
それは、他社の多くが4-8万円くらいの値付けをしたマーケットで、11万円(コダック)、80万円超(富士フイルム)の価格設定をしたことで分かります。
この分野で、2社は要素技術を持っていなかったということはなく、むしろパイオニアでした。しかし、銀塩フィルムの2大大手という立場にあり、その基幹ビジネスと敵対するような市場領域に対しては中途半端な立場を取ることになったのです。
(この項 続く)
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