故 藤田田(でん)氏 |
強烈な個性を持った藤田氏は「ユダヤの商法」をテーマにした一連の経営書も著し、2001年に至るまでトップとして君臨し、まるでマックは藤田家の家業であるような印象を作り上げた。
1971年に出店を開始して、20年ほどの間に1,000店を実現した。ところが、1990年代の10年間でこれを4,000店に増やしたところで、「頭打ち」のフェーズになる。店舗当たりの売上高が減少に転じ、それは2003年まで7年間続いた。
2002年に入り藤田は辞任し、2004年に死去した。藤田商会は株式をマック本社に譲渡し、完全外資と成ったところで、2004年原田泳幸氏がスカウトされて着任したのである。
(この項 続く)
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