2012年9月15日土曜日

『経営の心得』 小山昇 書評150(1)


大和書房、2011年刊。(株)武蔵野の社長というより、経営コンサルタントとして知れ渡っている著者。

本書は、1ページに1項目、200項目という構成。各ページのタイトルが大きく、本文は数行ずつ。経営者の箴言集としては、松下幸之助のモノとか、ドラッカーのモノなどがあるが、存命中の方の箴言集とは珍しい。

各ページの字数がこんなに少ないから、内容が薄っぺらいかというとそんなこともない。小山氏が現役の年商数十億規模の経営者だからこそ、日々の体験から紡ぎ出せる見識、助言が並んでいる。

同じような規模の会社を幾つも経営してきた私からも違和感はなく、賛同するところが多い。特に、第4章「営業の心得」では、私はトップ・セールスは原則やらないことにしていたので、「手を染める」経営者小山氏の指摘にいろいろ教えて貰った。

こんな著者が一体どんな会社を経営しているのか、興味を持って、、、

(この項 続く)

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