経営戦略は戦後始まった
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欧米で「経営戦略」の概念が広まってきたのは、第2次大戦後である。企業規模が大きくなり、何か統合された考え方がなければ、全体の行動を統括していけないのではないか、という状況・懸念からの出発だ。
戦略計画をつくって大組織に号令をかけようという考え方の代表が『企業戦略論』(H.I.アンゾフ、1965)で、採用したのがGEである。GEでは各SBUにStrategy Officerが置かれ、戦略計画を策定した。しかし、指揮や統括などの分野で各事業のCEOと重複・優越などの問題がおこり、ジャック・ウエルチにより廃止された。
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