するとその年の12月に今度は、Fast Companyというアメリカのビジネス誌が『トム・ピータース、真実の告白』というインタビュー記事を掲載しました。その記事の中で、著者トム・ピータース自身が
「『エクセレント・カンパニー』の中で我々はデータをねつ造した」
と認めてしまったではありませんか!さらに、
「あれはマッキンゼーのゴミ箱から出て来たがらくたで、『ヒップ・ポケット・プロジェクト』で、全くのでっち上げだったんだ」
とまで語っています。「お尻のポケットに突っ込んでおくような無価値なもの」のつもりで書き飛ばした、というのです。
「それがあんな騒ぎになってしまうなんて、、」
とも告白しています。こうなると、あの世紀のビジネス・ベストセラーへの賞賛、位置付けとは一体何だったのか、と思わざるを得ません。
(この項 続く)
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