2013年1月27日日曜日

99.7%は中小企業

大同生命がTVコマーシャルで「社員を家族と思う」というオーナー経営者向け保険広告を流している。社員を子供と見立て、「7男5女」などと表現しているものだ。

このコマーシャルでの「日本の会社の99.7%は中小企業」という説明は、実は私が提唱した。2007年に著した『あなたの会社、誰に継がせますか? 売りますか?』(ダイヤモンド社)の中で、総務省の統計を使い、日本で登録している全事業所と、従業員数30名以下のそれを数え上げ、算出したのである。爾来、その割合が諸処で引用されるようになった。
http://www.amazon.co.jp/dp/4478000859

私の指摘は一貫して、「世の経営書の類の本当に多くは、殆ど存在しない大企業を前提、対象にして書かれている。絶対大多数の中小企業に適する経営戦略はどこにあるのか」ということだ。

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