10月24日(水)に、上記の発表会に出席。生稲史彦氏は筑波大学 システム情報系 准教授。副題に「日本のゲーム産業の競争力」とあり、ゲームソフト業界の開発力の分析。任天堂のファミコン時代から現代のSNSやスマホでのオンライン・ゲームまでの推移を、「開発生産性のディレンマ」として説明。成功したゲームが定番となったり、シリーズ化して来て、大胆な新開発が低調となってきた状況を理論化しようとした。
私は、WKKジャパン社の社長時代、セガTVゲームの最大の委託生産先だったことから、同社がどうして任天堂、ソニーとの三社鼎立競争から振り落とされたのか、と質問。生稲准教授の見解は、日本国内での業界対応で後れを取ったのでは、とのこと。
もう一つした質問は、ゲームソフトには、テクノロジーと「プラットフォーム(ゲーム機やスマホなどのハード環境)」との対応だけでなく、文化としての側面の強さがあるのではないか、ということ。「クール・ジャパン」ということだ。生稲氏の見解は、コンテンツはグローバル化している、ということだった。そうかな?
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