私は、このような潮田氏の「経営者としての覚悟と責任」に大きな疑問を持つ。そして現在展開している次期CEO争奪戦は、すべて「潮田氏問題」に端を発していた、ということになる。
経営者としての潮田氏の問題点を、大きく3つ指摘しておく。
シンガポール居留で大企業の経営ができるのか
潮田氏がシンガポールに移住したのは2015年と報じられている。その前年にLIXILの前身であるトステム社を創業した父、健次郎氏が死去している。健次郎氏の死亡に伴い、洋一郎氏の姉が相続税の申告漏れを指摘され、60億円強を追徴された。
(この項 続く)
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