しかし、日本の税制では「10年ルール」というのがあり、海外に10年以上居住を続けないと、その資産の相続税や贈与税の免除が適用されない、ということになっている。15年に移住した潮田氏は2025年まで日本に本格帰国できないはずだ。その間、日本に年間半年以上滞在すると、日本の居住者として本邦の課税適用の対象となってしまう。
さて、年の半分までしか滞在できない日本で、年商1兆8000億円、従業員数6万人以上という大企業のCEO職の責任を果たせると、潮田氏は昨年11月にCEOに復帰したときに本当に考えていたのだろうか。経営者の「覚悟と責任」を潮田氏がどのように認識しているのか、機会があればぜひインタビューしたい。
2世経営者の趣味の広がりが
(この項 続く)
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