2017年12月18日月曜日

巨大異業種交流組織・BNIの正体…会員8千人(1)

BNIの定例会
日本で経営者などがそれぞれの地場で参加する団体としては、ロータリークラブとライオンズクラブが知られている。両クラブとも、自ら標榜しているのは「社会奉仕団体」であるが、構成員の組み合わせから地域でのハイエンドな異業種経営者交流会という性格もある。

 一方で両クラブほどの知名度や規模はなくても、ビジネスパーソンの異業種交流会や名刺交換会などが各地で活発に開催されている。それらの多くが各地域で散発的に開催されるもので、日本全国を縦断して組織化されたものは上記の両クラブ以外には聞こえてこなかった。

 そんななか、両クラブの後を追って急速に拡大しているのが、BNIという異業種交流組織だ。

 BNI VORTEXチャプターの堀岡桂子プレジデントに、BNIのユニークな活動をうかがった。


朝7時から毎週集まる


――定例会にビジターとして参加させてもらい、皆さんの熱気に圧倒されました。
堀岡桂子氏(以下、堀岡) 私どものチャプターでは、毎週木曜日の朝7時から9時まで、原則全員参加の定例会を開いています。数名の役員やビジターホストと呼ばれる、お客様をサポートする担当者は定例会の前から準備を行い、アフターミーティングという後会(あとかい)にも参加をしています

(この項 続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿