この間、特にGMSは不調で、イオンはマックス・バリュ、マルナカ、ダイエーなどを、セブン&アイHDはヨークベニマル、ヨークマートなどを傘下に収めている。有力プレーヤーが皆力を失い、2強に収斂してしまったのだ。
GMS不調の理由
セブン&アイHDのスーパーマーケット事業を見ると、イトーヨーカ堂含む年商は2兆120億円だったが、営業利益は25億円のみである(15年2月期、以下同じ)。0.2%の営業利益率などは誤差の範囲で、「儲かっていない」。イオンもGMS事業の年商は3兆3550億円あったが、営業損益は16億円の赤字に沈んでいる。
(この項 続く)
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