週刊ポストから、大塚家具についてのコメントを求められた。同誌面(6月24日号・発売6月13日)では簡単にまとめられてしまうので、本記事で意を尽くすことにする。
大塚家具が6月3日に2016年12月期の業績予想の下方修正を発表したのが発端だ。
営業利益を見ると、前期2105年12月期の実績が4億円の黒字だった。今期の従来予想ではそれを上回る5億円が発表されていた。それが、今回一転して15億円強の赤字に修正した。これはリーマンショックの影響で14億円の営業赤字に陥った、2009年12月期をも超える赤字幅である。最終損益も6年ぶりの赤字に転落すると修正発表された。
週刊ポストからの取材のポイントは二つあった。
1. 一転しての赤字予想となった原因は何か。
2. 大塚久美子社長の父で前会長でもあった大塚勝久氏が昨年創業した匠大塚社が大塚家具のビジネスを奪ったのか。
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