日本市場に激震か
P&Gで起きている大きなうねりに呼応して、日本法人であるP&Gジャパンでも社長の交代が発表された。米国本社でアフリカ担当のバイス・プレジデントだったスタニスラブ・ベセラ氏の就任が8月に発表された。日本人社長だった奥山真司氏と交替する。
外資系企業で本社から社長が送り込まれる、そしてその人材は本社でも副社長だった。これは、日本市場を本格的にてこ入れしようという意欲の現れと受け止められる。日本の15年6月期業績は公表されないが、売上高は6%程度の伸び、利益は大幅な増益とみられている。
いよいよ本気になった「日用品、トイレタリーのビヒモス(巨獣)」P&Gの攻勢に、国内市場トップの花王、そして2位のライオンはどのように立ち向かおうとしているのだろうか。注目されるところである。
(この項 終わり)
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