2014年1月15日水曜日

『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?』清水勝彦 書評191(4)

清水教授の提言の第2は、
2.だから企業は戦略アイデアを輩出する個人多数を養成奨励し、「アイデア・ポートフォリオ」を有することとする。

まあ、教授の提言もアイデアの一つで、ヒトのアイデアにケチを付けるのは簡単であり、慎みたいとも思う。しかし、会社で実経営をしてきた私には、このアイデアの実践のイメージがとても湧きにくい、つまり難しいことではないかと思う。

実践がとても難しいアイデアのことはよく「夢物語」などと言われるのだが、教授には具体的な実践のプログラムのところまで是非、次著などで示して貰いたいと望む。

(この項 続く)