「今年購入されたお客様の半分以上が20代でした」
若い女性にも手が届く上級化粧品として認知されている。
最初から海外展開を目指していた
石橋社長は創業社長だがオーナー社長ではない。ACROは化粧品大手、ポーラ・オルビスホールディングスの子会社として設立されたのだ。石橋社長はそれまでカネボウ化粧品に勤務していて、「RMK」(アール・エム・ケー)、「SUQQU」(スック)などのブランドを立ち上げていた。ところがカネボウの化粧品事業部が06年に花王に売却されたことを契機に、転進を考え始めた。
「ポーラ・オルビスの鈴木郷史社長が、『資金は出すが口は出さない、好きなようにブランドを立ち上げてほしい』と言ってくださった」
意気に感じた、ということだったのだろう。
(この項 続く)
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