2017年1月2日月曜日

「2016年 経営者残念大賞」着外 東芝、マグドナルド、大塚家具、出光昭介氏(1)

2016年、業績を大きく落とした、成長機会を逃した、企業価値を大きく毀損した、危機的状況に際して拱手傍観してしまい窮地に陥る状況としてしまった、経営者としての倫理にもとった、社会に大きな損害あるいはリスクや不安を与え強く指弾された――、などの残念な結果を残した経営者を顕彰する、「2016年経営者残念大賞」。

 本連載では過去3回にわたり、第3位にシャープの高橋興三前社長、第2位に三菱自動車工業の益子修社長兼CEO(最高経営責任者)、輝くグランプリに電通の石井直社長を発表した。

 今回は上位3氏ほどまでは顕著な経営残念度ではなかったが、16年にその活動や実績が報道され話題となった経営者諸氏の何人かを取り上げ、その事跡を振り返ってみたい。

東芝、経済事件としてのインパクトは最大


(この項 続く)

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