船井電機がフィリップスから家庭向けオーディオ・ビジュアル機器事業を取得する。船井電機は、5年前に北米市場(米国、カナダ)におけるフィリップス製テレビのブランドライセンス契約を締結、昨年7月にはフィリップスが設計および開発した製品を北米やメキシコで販売する契約を交わした。船井電機では、今回の合意により、「グループの取扱製品群の拡充に加え、欧州、アジア、南米などへの販売地域拡大が可能になる」としている。http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1301/29/news150.html
船井は世界で知名度の高いフィリップスのブランドを使って家庭用電気製品の拡販を図る。一方事業の売却を続けてきたフィリップスに残るのは、医療用機器、照明機器、ヘルスケアの三部門だけとなる。
戦後のエレクトロニクス産業で最大最強と思われていたヨーロッパの雄が縮小に縮小を重ねて生き残りを図っている。
フィリップスライティング・ジャパンの社長を務めていた私には感慨深い報道だった。
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