ランチェスター本というのは、恐らく数百冊出ているはずで、マンガによる解説書も数冊出ている。総本山、日本ランチェスター協会の田岡佳子理事長までマンガによる解説本を出しているくらいだ。
本書の著者、福永氏も同協会出身。本書の特徴は、バー「ランチェスター」でアルバイトウェイトレスをしている星野ランという女子大生を主人公として、彼女に助言を求めて大躍進する経営者のエピソードとしたこと。
「局地戦」や「一点集中主義」、「差別化」などのおなじみのエピソードがあり、各章末に解説が数ページ付く、という構成だ。マンガと言っても、というよりマンガの方が分かりやすいところもあり、なにより、購読時間が圧倒的に短縮される。ランチェスター本の中でも売れ筋がトップに近いことも首肯できる。
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