2012年8月29日水曜日

シンガポールは世界一の金持ち国に

シンガポールに行ってきた。10年見なかったこの国は、見事な発展を遂げていた。写真のマリーナ・サン・ベイズ・ホテルの規模や独創性など、舌を巻く。海を埋め立ててどんどん開発しているが、商業地の30%以上は緑地を確保するという規制により、街には驚くほど木々や公園があり、ゴミ捨てに対する厳格な罰則と共に、とても清潔で気持ちのよい都市を形成した。

国全体で東京23区くらいの広さの小国だが、、1人当たりGDPでは日本を抜いてアジア最強国家となっている。米『タイム』誌によれば、世界で最も億万長者比率の高い国で、なんと全世帯の18%がミリオネアだという。タクシーの運転手が、「我々は世界一richだ」と言う国である。村上ファンドの村上世彰前社長もここに移住した。 

今世紀に入る前、シンガポールには何度も渡った。フィリップス時代、担当していた照明機器ビジネスのアジア・パシフィック本部が最初ここに置かれていたこともある。それ以来この十数年間、日本はどう繁栄したというのだろう。

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