2012年8月19日日曜日

『志高く 孫正義正伝』井上敦夫 書評148(1)


実業之日本社、2004年刊。孫正義の「正伝」を謳っているのは、著者が孫氏からの全面的な承認のもとに取材を行ってきた経緯から。経営者伝記を生前からこのような形で取材、執筆した関係では、『スティーブ・ジョブズ I・II』を著したウォルター・アイザックソンがすぐに想起される。後者の書評も本ブログでつい最近取り上げている(下記URL)ので参照されたい。

http://yamadaosamu.blogspot.jp/2012/06/blog-post_17.html

本書を今回通読したのは、10月から始まる経営者ブートキャンプ第6期で、期を通じての解読対象経営者として、孫氏を考えたから。ちなみに、前期では星野リゾート星野佳路社長、進行している今期ではユニクロ・グループ柳井正社長を取り上げている。

経営者ブートキャンプ第6期では、孫正義本を他にもう一つクラスで課題図書として取り上げ、最後にどなたか孫氏に近しい特別講師をお呼びすることを企画している。

さて、本書のことだが、

(この項 続く)

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