まあ、もちろん私の学殖の不足、当該書の紙数の制限など、当方に至らないところもある。
ただ、私の著書の原則は、「セオリーを説明するのに、自分が体験した経営実践例による」というものだ。それについては、別に当該書で謳ったわけではない。しかし、他企業の事例を掲げた場合とは、私が取り上げた先行文献(ほとんどが戦略セオリー学術書)が立論に引用したものであり、それの正当性の吟味、批判という形でしかない。
私の、このような執筆ポリシーで書かれた経営戦略のセオリー本は近年少ないはずだ。というより、そのような境遇(多数の実経営実践経験)に恵まれた著者がこの分野で私の他に執筆しているというのを聞いたことが無い。
(この項 後1回だけ)
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