小林氏の書状は真摯なもので、京都で展開しているコンサル会社日本エル・シー・エーを何とか東上させたい、首都圏に打って出たいと望まれていた。私の著作を見て、是非東京での展開を相談したい、と懇請いただいた。
生憎なことに私は昔もその後も、アントレプレナー型の経営には興味が無く、まだ社長でもなかった。小林氏とは結局面談することもなく、その後ベンチャーリンク社の興隆を感心して拝見していた。
日本エル・シーエーもベンチャーリンクも舞台から昨年去って行ってしまった。小林氏の再登場を期待している。
(この項 終わり)
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