「経営者も人の子なので、人間関係が非常に大事になる。自分を引っ張ってくれた人のために、意気に感じて頑張る。そういう存在の人が亡くなったのは、辞める大きな動機になる。」
「経営者仲間が松尾さんの葬式に出席したが、松本さんは非常にショックを受けたようすだったといっていた」(前出山田氏)
(略)
松本氏にとってRIZAPへの転身はチャレンジである。
「松本さんの歩んできた”トラックレコード”はどこの会社でも素晴らしい。ところが、今まではみんな単一事業だった。
松本さんのチャレンジというのは、今度はコングロマリット、複合事業体だ。グループ傘下の企業にはそれぞれ社長がいる。松本さんが実際に手を下すわけではないが、(それぞれの)社長が立てた戦略について判断力を発揮して助言する立場になる。そこが、松本さんの新しいチャレンジになると思う」(前出 山田氏)
以下、略
松本晃氏の決断と、新しいポジションでの活躍を祈る。
(この項 終わり)
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