2018年7月1日日曜日

「経営の魔術師」松本晃がRIZAPへ (2)

(略)
しかし、雇われ社長には必ず引き際がやってくる。それにどう対応するかが難しいといわれる。
(略)
20年以上にわたり外資などで社長を歴任、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評されたビジネス評論家の山田修MBA経営代表取締役が語る。

「私のときもそうだったが、大体、3年も経営をしていると、全部、カードを切ってしまう。その後の数年は自分がやってきた施策が効いて、数年は順調に伸びていく。
プロ経営者としてはせいぜい5年くらいのタイムスパンが一般的な限度だと思う。それをどう切り抜けていくかが、プロ経営者たちの悩みだ。松本さんもそこはよく分かっているはずだ。」

(略)
雇われ社長としては長居は無用だ。(松本氏にとって)そのタイミングが(カルビーの)業績の一時的な停滞と、本人を引っ張ってくれたオーナー家の松尾雅彦氏が今年2月、なくなったことだ。

(この項 続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿