崩れるAJを立たせ、同じ技を畳みかける。すぐにまた相手を後ろ向きに立たせると、今度はこちら側に振り向かせざまに思い切り最後のラリアットをたたき込んだ。これがオカダの必殺技「レイン・メーカー」だ!
大興奮に包まれた10月12日の東京・両国国技館。超満員の観衆は誰も席を立たない。メインイベントの勝者がマイクアピールをするからだ。IWGPチャンピオンを防衛したオカダがマイクで勝ち誇っているときに、棚橋弘至がリングに上がってきた。
「オカダ、お前がチャンプで、オレがエースか?」
棚橋はお客を煽るのが実に上手い。
「どちらが強いか、1月4日、東京ドームで決着を付けよう!」
ということで、次のタイトルマッチを見事に演出予告した。
どん底からの復活、ひとり勝ちの新日本プロレス
(この項 続く)
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