2014年6月8日日曜日

本を書く (27) 丸谷才一、大野晋、谷崎潤一郎 

『源氏物語』の魅力に憑かれて現代語訳を世に問うた小説家は少なくなく、与謝野晶子から始まり、谷崎三訳の他に次の方たちによる現代語訳が刊行されている。
円地文子
田辺聖子
橋本治
瀬戸内寂聴
大塚ひかり

学者による注釈書も当たり前だが多数有る。明治以降の注釈書には訳も載っているので、これも源氏の現代語訳と見ることができる。段落ごとにぶつ切りに訳出されてはいるけれど。
窪田空穂
今泉忠義
玉上琢弥
などが代表的か。学者の分類に入るか知らないが、林望氏も訳出している。美味しいかどうか。
 
訳出の文章の美しさというと、知られていないが実は松尾聡先生のものがとてもよい。松尾聡先生は、、、
(この項 続く、 しかし飛び飛び)