バンコクの然るべく機関から紹介して貰った、タイの華人企業が出自を中国として研究対象とされることを軒並み拒否(実際には研究訪問を受け入れないという形で)してきたからだ。
この年、私は華人企業の日本法人から欧系企業の社長へと転出したこともあり、研究環境が悪化したこともある。結局、博士後期課程は全単位取得の「満了」で終了することとした。博士論文を提出できる課程博士の年限もその後終了し、経営学博士号の取得には至らなかった。
今回のバンコクでの歓迎会には、当時紹介の労を取っていただいた方もいらっしゃってくださった。感謝の念と共に、上記の様なことを思い出した。とはいえ、象に乗れたことはよかった。
(写真はネットから、無関係のもの)(この項 終わり)
0 件のコメント:
コメントを投稿