2013年8月2日金曜日

『憲法がヤバい』 白川敬裕 書評179(2)


白川氏
現憲法の制定経緯や正当性などについて本書は筆を割いていない。私もそれには興味が無い。「どうやってできたのか」
などと言うことを詮索するより、その内容が私たちに益しているかどうかだけを考えればいいと思うからだ。

現憲法で保障されている基本的人権や個人としての権利、国家に対する主権などが、自民党改正案ではレトリック(表現法)によって巧みに、政権側に有利にされようとしている企みを本書は解き明かしてくれている。

(この項 続く)

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