2013年8月18日日曜日

『知名度ゼロでも「この会社で働きたい」と思われる社長の採用ルール48』井上和幸他 書評180(2)

井上 和幸 氏
中小企業の場合、新卒四大生の採用数は多くない。一桁というところが多いだろう。

少ないからこそ、その質の善し悪しで当社の10年後の業績が大きく左右される。彼らは疑いなく幹部候補生として入社し、10年後には中堅マネジャーに育って欲しいからだ。「社長は一人では何も出来ない」という、私が常々指摘しているテーゼからすれば、良い新卒学生を確保できるかは当社の10年後を左右する。

本書は、それだからこそ「中小企業こそ、新卒採用は社長マターとし、社長が担当し、候補学生を魅了し説得せよ」と説く。そして、それに付随する幾つもの具体的なテクニックも指導している。それらは整理されていて具体的に役に立つ助言だ。

本書の更なる美点は、しかし、、、

(この項 続く)

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