2011年6月28日火曜日
戦略学会、研究会「サービスサイエンス」(1)
国際経営戦略研究学会の理論・実践研究会に参加。今夕は二つの発表に対して発言。
一つ目は日本を代表する重電器メーカーの方が、自社を事例として開陳しながら「サービス事業化と利益創出モデル」について発表。
縷々説明してくれて、QAで私が貴社の売上げ(数兆円!)のうち、サービスでの売上げはどれだけあるのですか?と尋ねた。残念ながら、数字が上がっていないということで、推定も難しいということだ。
この報告の視点は、学術的な分析と並んで、経営幹部への提言ということだった。しかし、私が経営陣なら、推奨されるサービス事業の総売上や、何より利益の推定値が示され、それをどうシフトするとどのように利益構造が変わるのかというシナリオ(それももちろん推定で良い)を話してもらえなければ、とても困ることだと思った。だがそのことは表明しなかった。
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