翔泳社、2012年刊。HBS看板教授だったクレイトン・クリステンセンと他2者の共著。
クリステンセン『イノベーションのDNA』(拙ブログ書評182)にとても感心したので、同教授の最新書をと、求めた。
さらなる経営学の最新知見を期待して取り寄せたら、これは著者の個人的なエッセーだった。個人的なエッセーに他に二人の共著者というのも不思議な構成だが、他二人は編集協力者的な存在らしい。しかし、それを「共著者」として表に出したところにクリステンセンの誠実が偲ばれる。クリステンセンへの好感、信頼は、本書の内容によってさらに高まる。それは驚くほどだ。
経営書ではないが、経営者に向けて書かれた本として、本書はとても考えさせる。それは、、、
(この項 続く)